最も高配当が期待出来る馬券とは何でしょうか?
WIN5を除けば、100円で高配当が期待出来るのは、間違いなく「3連単」ではないでしょうか。
もちろん3連単には、高配当が期待出来るメリットだけでなく、デメリットもあります。
それは「買い目が増える」ということです、
買い目が増える事という事は、必然的に購入資金が増える事を意味します。
購入金額を抑えるために買い目を絞る事も可能ですが、買い目を絞れば絞るほど、的中する確率も必然的に下がってきます。
ではどうすれば、少ない買い目で、効率よく3連単を的中する事が出来るのでしょうか。
今回は、回収率を重視した効率の良い3連単の買い方を紹介します。

Contents
3連単を効率よく少ない資金で当てるためのポイント1~各単勝人気馬の勝率を把握する。
早速ですが、単勝1番人気から5番人気の馬を範囲とした勝率は、どの程度かご存じでしょうか?
80%以上の確率で単勝5番人気以内の馬が勝利する現実。
天皇賞(春)が行われた2日前の2020年5月3日(日)の京都競馬場の開催では、12レース中10レースで、単勝4番人気以内の馬が勝利しました。
その率は、83.3%です。
残りの2レースは、第5レースで勝った10番人気の馬と、第9レースで勝った7番人気の馬です。
これはいかに、単勝6番人気以下の人気薄の馬が、勝つことが難しいのかを表しているのではないでしょうか?
そのため、馬単馬券や3連単の1着欄には、単勝1番人気から5番人気の上位人気馬を選ぶのが無難と言えます。
試しに2019年の全レースの
単勝人気別勝率を調べました。
1番人気から5番人気までの
合計が81.1%で8割超え。
うぉ~合ってる!
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#FFB74D” color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” add_boxstyle=””]2019年の全レースの単勝人気別勝利数と割合[/st-minihukidashi]
[table “97” not found /]※2019年1月5日から12月28日に開催された全3457レースにおける1着のデータです。
TARGET Frontier JV様のデータから確認しました。

2着、3着まで対象を広げると、単勝6番人気の馬も出てくる。
ただし、2着、3着まで広げると、単勝6番人気以下の馬もチラホラ見えてきます。
6番人気以下の馬でも、それなりの確率で3着までには来るということです。
ここまでで、ご理解頂きたい事は、2点あります。
[st-midasibox title=”ご理解頂きたい点” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#fc9b3a” color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
- 勝つ確率だけ考えるのであれば、単勝5番人気までの上位人気馬の勝率が高いということ。
- 2着や3着までであれば、単勝6番人気以下の人気薄の馬でも来る可能性が十二分にあること。
[/st-midasibox]
馬も27%で来る確率でした。
[st-minihukidashi fontawesome=”” fontsize=”” fontweight=”” bgcolor=”#4FC3F7″ color=”#fff” margin=”0 0 20px 0″ radius=”” add_boxstyle=””]単勝人気別3着に来た回数と割合[/st-minihukidashi]
指 数 | 馬 番 | 馬 名 | 数 値 |
---|---|---|---|
1位 | 9 | アリストテレス | 86 |
2位 | 15 | ウインマリリン | 63 |
3位 | 12 | ステイフーリッシュ | 60 |
4位 | 1 | サトノフラッグ | 58 |
5位 | 4 | ヴェルトライゼンデ | 57 |
6位 | 8 | ラストドラフト | 56 |
7位 | 16 | ジェネラーレウーノ | 53 |
8位 | 2 | サンアップルトン | 52 |
9位 | 10 | モズベッロ | 51 |
10位 | 7 | タガノディアマンテ | 48 |
11位 | 6 | ベストアプローチ | 46 |
12位 | 5 | ソッサスブレイ | 45 |
13位 | 11 | ナイママ | 44 |
14位 | 14 | ランフォザローゼス | 43 |
15位 | 17 | ジャコマル | 42 |
16位 | 3 | ノーブルマーズ | 41 |
17位 | 13 | マイネルハニー | 40 |
3連単を効率よく少ない資金で当てるためのポイント2~回収率を意識する。
単勝1番人気の馬は、勝率が30%以上あって、3着に入る確率も65%ほどあります。
しかし、単勝1番人気の馬で儲けることができるかというと、そうではないのです。
1番人気ばかり買っても儲けることはできない。
2020年5月3日(日)の京都競馬場で勝利した単勝1番人気の馬のオッズは、
1.4倍(1R)、1.6倍(8R)、2.0倍(天皇賞)、3.9倍(12R)でした。
全レース(12レース)で100円ずつ1番人気の単勝馬券を買った場合、回収金額は890円です。
1,200円に対して、回収金額が890円となるため、回収率は74%です。
[st-midasibox title=”メモ” fontawesome=”fa-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
回収率(%) =回収金額(払戻金額)÷ 購入金額×100
ここでは、890円÷1,200円×100=74.1% となります。
[/st-midasibox]
上位人気馬の単勝馬券だけを買い続けても、儲かることは難しいです。
回収率を上げるためには、人気薄の馬を絡めて馬券を買うべき。
ピンポイントで的中させるくらいの腕があれば別ですが、単勝を1点買いで当て続けることは非常に困難です。
複勝であれば、困難度は、やや下がりますが、それでも配当面がグッと下がるので、回収率を下げ非効率になってしまいます。
回収率を上げるためには、オッズの高い人気薄の馬を絡めて、馬券を買うべきなのです。
3連単を効率よく少ない資金で当てるために、1着の欄から単勝1番人気を外す。
2020年5月3日(日)の京都競馬場では、単勝1番人気の馬が1着になったレースは4レースでした。
勝率は33.3%ということになります。
1年を通じても、単勝1番人気の勝率は、この数字の前後です。
単勝1番人気の勝率は32.9%
でした。

逆に言うと、66.7%の確率で、1着には単勝1番人気が来ないということなのです。
特に単勝オッズ4.0倍以上の1番人気だと、勝率は2割もありません。
私の3連単馬券は、この数字を参考にして、単勝1番人気を1着欄から外し、効率的に当てるという方法です。
以上の1番人気馬の成績は、
・勝率17.0%
・連対率33.6%
・複勝率41.7%でした。
これからその効率よく買う3連単の方法を書いていきます。
効率よく高配当の3連単を当てるために、人気薄の馬を軸にしよう。
私の3連単の買い方は、人気薄の馬を軸馬にします。
その理由は、効率よく高配当の馬券を取ることが可能になるからです。
単勝6番人気以下の馬を【軸馬】にします。
人気薄の馬を軸馬にするため、的中率は下がりますが、反面、回収率は向上します。
単勝6番人気以下の馬が1着になることは、先ほど述べたとおり、確率は20%ほどしかありません。
そのため、1着には置かず、3連単のフォーメーション馬券で、軸馬を2着付けと3着付けに置くというものです。
https://baken-blog.net/betting-ticket-box-formation
イメージ的には、このようになります。
以下のパターンは、軸馬を2着においたパターンです。
[st-mybox title=”3連単の購入イメージ” fontawesome=”fa-check-circle” color=”#0f0666″ bordercolor=”#0f0666″ bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
【1着の欄】:単勝2番人気~5番人気
【2着の欄】:単勝6番人気以下の軸馬(6番人気から10番人気推奨)
【3着の欄】:単勝1番人気~5番人気ほか
[/st-mybox]
この場合で、例えば、1着が4番人気、2着が8番人気だとして、3着に3番人気以下の馬が入ると、10万円を超える配当になる可能性もあります。
少し極端な例を出しますが、5月3日の京都第4レースでは、
1着)単勝3番人気
2着)単勝7番人気
3着)単勝6番人気で、
3連単の配当は、57万円を超えました。
ここまでは極端でしょうが、単勝1番人気を切り、1着に単勝2番人気~5番人気に置いた買い方で、うまくいけば、10万円超えの馬券を手にすることも可能なのです。
3連単を効率よく少ない資金で当てるため、1番人気が1着に来たときは、素直に諦める。
私の3連単の買い方は、効率よく少ない資金で当てることを目標にしています。
そのため、1番人気が1着になりそうなレースは、選びません。
なぜなら1番人気馬を軸にする場合や、相手に1番人気を選んでしまうと、回収率が上がらないからです。
1番人気を軸にして儲けを出すためには、どうしても1点毎への資金投入が必要になります。
効率的に回収率を上げるためには、思い切って1番人気を切る勇気を持ちましょう。
もちろん自分で予想して1番人気馬の勝利や複勝圏内が堅いと判断した場合は、
相手も絞って回収率を上げるべきですが、1番人気に少しでも不安点があったり、人気薄でもチャンスがある馬がいる時は思い切って1番人気を切りましょう。
[st-mybox title=”参考” fontawesome=”fa-file-text-o” color=”#757575″ bordercolor=”” bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
私が1番人気に不安を感じる要素
- 過剰人気と判断できる
- 単勝オッズが4.0倍以上である
- 休み明けである など
[/st-mybox]
繰り返しますが、競馬で大事なのは「回収率」を上げる事です。
人気薄を軸にして馬券を購入する時は、10回の内1回でも的中すれば、回収できるように馬券を購入すべきだと思っています。
効率のよい3連単馬券の買い方【具体的手順を説明します】
では最後に効率の良い3連単の買い方を紹介します。
買い方は、3連単のフォーメーション馬券です。
効率のよい3連単馬券の選択手順
[st-step step_no=”1″]単勝1番人気が消える可能性があるレースを選択する。[/st-step]
これがある意味一番難しいかもしれません。
一つの選択肢としては、上記に挙げた
- 過剰人気と判断できる
- 単勝オッズが4.0倍以上である
- 休養明けである
というのも判断材料にしていいと思います。
単勝1番人気が消えるレースを選ぶというのは、ある程度競馬の知識が無ければ難しいかもしれませんが、
でも最初は自分が買いたい人気薄の馬がいるレースや、上位が混線となっているレースを選択するというのも一つの方法です。
そして、単勝オッズ1倍台のような、圧倒的な1番人気の馬がいるレースは、回避するのがベターです。
[st-step step_no=”2″]単勝2~5番人気の4頭を3連単の1着欄に置く。[/st-step]
これは上位人気馬の中で勝つ確率が高い馬をピックアップする作業です。
冒頭に申し上げた通り、1~5番人気馬の勝率は80%で、2~4番人気の勝率で50%ほどです。
上位5頭以外の馬が勝った時は諦めましょう。
[st-step step_no=”3″]単勝6番人気以下の人気薄馬で2着、3着に来る可能性が高い馬を1頭ピックアップする。[/st-step]
これが本命◎となる軸を決める大事な作業です。
ですが、高配当を的中するためには、人気薄の馬を選ぶ事が必然となります。
ここで自身のある穴馬を頭選びましょう。
[st-step step_no=”4″]3着の欄と2着の欄に入れる馬を決める。[/st-step]
3連単の2列目と3列目のおさえの馬は、
- 2番人気~5番人気までの4頭
- 軸馬以外の6番人気以下の馬3頭
を選んでください。
ただ、ここで1番人気を入れるのはアリです。(3着に入る確率が65%あるため)
以上です。
具体的な3連単の買い目
買い目を人気順に表すと、このようになります。
(注:〇数字は単勝人気を表す)
例えば、7番人気の馬をSTEP3の手順で、◎とした場合、
[st-midasibox-intitle title=”効率の良い3連単の買い方~パターン1(計48点)” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#0f0666″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
【1着の欄】:②・③・④・⑤
【2着の欄】:⑦
【3着の欄】:②・③・④・⑤・⑨・⑪・⑫
これが1枚目の買い方で、2枚目は、2着の欄と3着の欄を入れ替えます。
[/st-midasibox-intitle]
また、1着の欄の頭数を4頭ではなく、3頭に絞り、3着の欄と2着の欄の頭数を増やすという方法もあります。
[st-midasibox-intitle title=”効率の良い3連単の買い方~パターン2(計48点)” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#0f0666″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]
【1着の欄】:②・③・④
【2着の欄】:⑦
【3着の欄】:①・②・③・④・⑤・⑧・⑨・⑪・⑫
パターン1と同様に、2枚目は、2着の欄と3着の欄を入れ替えます。
[/st-midasibox-intitle]
パターン1の買い方で、ブログ管理人のYOU(陽)さんに
今年4ヵ月(2020年1月~4月)において、
- 1番人気の単勝オッズが4.0倍以上
- 10レースから12レース
を対象に調べてもらったら、
【的中率】:13.8%
【回収率】:199.4%
という結果になりました。

この買い方だと少額でも、十分に10万円以上の高配当を取る事が可能性となります。
ただし、この買い方は、的中率が高くなる買い方ではありません。
10レース中1レースでも当たればOKと思いましょう。
この買い方で、高的中率を目指すのは無理です。
あくまでも的中率よりも回収率を重視した3連単の買い方となります。
4,800円という金額でも高いという人も多いと思いますが、3連単馬券を5,000円以内に抑えるというのは、まだ少額の方だと考えています。
10万円以上の高額配当を十分手にできる買い方となっているので、長い目で見て、利益が出る買い方となっていると、私個人は思っています。
3連単は厳しいという方は、3連複に代用して、手ごたえを見てみるというのも、いいかもしれません。
興味のある方は、是非お試しください。