競馬を楽しむ

競馬での借金は、ダメ・ゼッタイ。消費者金融260万の経験から語る。

皆さんは、普段、競馬をどのように楽しんでいますか?

午前中のレースから馬券を買っている人、今は無観客競馬が続いていますが、競馬場へ行って楽しむ人。

WINSへ行く人もしかり。

はたまた、競馬を投資として捉えて、真剣勝負している人。

馬券を買う人、それぞれ様々な形があります。

私は断然、馬券を購入して、儲けることが目的!

そのために、毎週馬券を購入しています。

儲けるために、馬券を買うという人は大半だと思います。

しかし、毎週のように馬券を購入していると、一つだけ、気をつけなければならないことがあります。

それは、借金をしないということです。

自分の手持ち以上のお金を競馬で使ってしまった・・・という人も競馬をしている人で、少なくないと思います。

今回は、私がこれまで調子に乗って馬券を購入した結果、借金をしてしまったというお話を綴っていきます。

このブログを見ている方で、心当たりのありそうな方は、是非を気をつけてください。

ボクも借金はしたことがありますが、今回は、ボク以外の方が書きました。

競馬で借金をするのは、ダメ・ゼッタイ。

競馬をするために、借金をするのはダメ・ゼッタイです。

競馬で借金するのはダメ。ゼッタイ。

競馬をするために、借金をして儲かった!という話を聞いたことはあるでしょうか?

私は、自分から借金をして競馬で勝ったという人を聞いたことがありません。

  1. 馬券を買うお金がない。
  2. だから借金をする。
  3. 借金で調達したお金で馬券を買う。
  4. たまには、勝ってもまた負けて、馬券を買うお金がなくなる。
  5. だから借金をする。

借金で調達したお金で競馬をして、たまには当たりもあるけど、その借金がきっかけとなって、稼ぐことができたというのは、ほぼ皆無なのです。

借金は競馬で返済できない。その理由は、気持ちの問題。

なぜ、借金競馬で稼ぐことができないのでしょうか?

競馬のレース

その人の競馬の腕前というのもあると思いますが、一番はやはり、

お金に対する焦りがあるから だと私は考えます。

焦りがあると、冷静な競馬予想ができません。

競馬に焦りは禁物

また、

一攫千金を狙いがちになる

ということもあるでしょう。

一発で取り戻したい的な気持ちが起きて、どうしても大振りな馬券になってしまう。

これは穴狙いにいくというだけではなく、人気どころにドカンと入れるということも表しています。

やはり、冷静な勝負ができないということです。

競馬で本当に稼ぎたいと思うのなら、競馬での借金は、

本当にダメゼッタイなのです。

私が最初に陥った競馬での借金への道。

大学を卒業して、関東圏に就職して働き始めた頃の私の出来事です。

まだ友達もいなくて、土日は特にすることがなかったため、ずっと趣味だった競馬を思い切り楽しもうと、毎週のようにWINSへ行き、朝から最終レースが終わるまで通っていました。

馬券購入のマークシート

通い始めの頃は、午前中のレースで当たれば、近くのお店でお腹いっぱいになるまで、ご飯を食べて、そのあと午後のレースを楽しんでいました。

ごくごく一般的なWINSでの過ごし方だったと思います。

WINSで100万円の札束を見せたおじいさんがいた。

WINSへ通い初めてから1年数ヶ月経った頃です。

いつものように、馬券をどう買おうかと考えながら、新聞とにらめっこしていた時です。

私の横に来た50代の男性が、いきなり100万円の札束を私に見せてきたのです。

競馬場で100万円の札束を見せられる

いきなりのことだったので、「うわ、すごいな」と。

それまでWINSに行っても人と会話をすることがなかった私は、100万円の札束をいきなり見せつけたおじさん(以下、「100万おじさん」と表記)と、ついつい話し込んでしまいました。

あんな大金を見たことがなかったのもあるかもしれません。

100万おじさんとは、その後、喫茶店に行き、コーヒーをご馳走になりながら、毎週のように一緒に馬券を購入するようになりました。

馬券を買うおじいさん

100万おじさんと話していると、「あの時の有馬記念は、蝦名の馬からいって大儲けした。」とか「先週の京都ではアンカツからいって3連単取れた。」など、いろいろ武勇伝を聞きました。

ン十万儲けたという話も、目の前で100万円の札束を見た以上、説得力があります。

競馬でン十万円稼げると信じて、消費者金融のATMへ向かった。

どうしたら、そうやって、競馬で儲けることができるの?と聞いた時でした。

「基本的には、騎手を見ているんだけど、でも、それ以上は企業秘密。今、予想屋をしているので、会員費払えば教えてあげるよ。」

と、100万おじさんは答えました。

いくら?と聞いたら、

「20万円と言いたいけど、お兄ちゃんなら半額の10万円でいいよ。」との返答。

10万かぁ~ 高いな~ と、すぐ声に出てしまいましたが、矢継ぎ早に、

「でも、これぐらい、すぐに稼げるよ。」と、おじさんの声が。

20分近く悩んだ私ですが、

結局は、100万おじさんの話と、何より「自分も100万円くらい稼げるかも」という淡い期待。

これが決定打で、結局、100万おじさんに「お願いします」と申し出ました。

ただ、手持ちの現金がありません。

そこで、100万おじさんに教えてもらったのが、消費者金融のATMでした。

競馬で借金するためにATMへ行くの絵

ここから私の借金競馬が始まります。

1レース300円だった馬券の購入金額が1レース1万円になる。

100万円の札束を見せたおじさんと会うまで、私は1レースにつき、300円くらいのお金を賭けていました。

300円の馬券

1日でも多くて3,000円です。

そのくらいの金銭感覚だった私ですが、100万おじさんの予想を買うために、その30倍もの10万円支払いました。

ATMから引き出しました。

まずは、このマイナスを取り戻さなければいけません。

予想は、当たった時も、もちろんありました。

しかし、全体的には外れた方が多かったです。

予想に乗っかっていた私は、その時、1レースあたり1万円とか賭けていました。

 

最初に1レースに1万円賭けた時は、手の震えが止まりませんでした。

外れた時は、ものすごく感情が高ぶりました。

ただ予想が外れても、すぐに取り戻せるであろうと、ATMからお金をおろしては、馬券を購入するということを私は繰り返していました。

そして、気がついた時には、すぐに借金は60万円までに膨らんでいました。

ここまでいくのに3ヵ月かかりませんでした。

おじいさんから「追加の情報量くれる?」と言われましたが、もちろん払うお金は、ありませんでした。

そして、おじいさんに文句を言いましたが、当然のことながら、情報量のお金が戻ることはありませんでした。

ボーナス後の大勝負も負けて、競馬でお金がなくなる。

借金をしながら馬券を購入していた私ですが、ボーナスが出ると、気持ち的に希望が持てます。

希望もあれば、借金はしていながら余裕もあったような気がします。

余裕があった時は、ちょこちょこ馬券は当たりました。

しかし、勝負をしたレースは、ことごとくダメでした。

一度、ボーナス後にハンデ戦で、5万円分、3連単馬券を購入したことがあります。

3頭を軸にした軸1頭マルチ馬券でした。

大荒れに期待した馬券でした。

結果は、軸にした3頭は、どの馬も3着以内に入りませんでした。(4着・6着・10着)

4着の馬がクビ差で3着になれば、32万円の払い戻しでした。本当に絶望しました。

時折、高配当のレース結果を見ると、私もいつかあの馬券が取れるのだと思っていました。50万円くらいの馬券なら私もいつか取れると真剣に思っていたのです。

しかし、結果は、そううまくいきませんでした。

やはり、お金に対して焦っているからです。

お金に対して焦っているから、うまくいかないのです。

気がついたら、競馬での借金は260万円になっていた。

高配当を一度当てれば、こんな借金は簡単に返せると思っていた私が大間違いでした。

そして、ちょっと借りて、すぐに返せると思うのが、本当によくないです。

気がついたら、競馬での借金は260万円ほどになっていました。

もっとやっていたら、おそらくヤミ金融のお世話になったかもしれません。

競馬はしたいけど、借金はしたくない人にオススメの方法。

今の自分は、田舎に帰り、細々と仕事をして、自分の収入内で馬券を購入しています。

まだ借金はあります。

そのお金はまだ払っています。利率が高いので、もしかしたらずっと返し続けるかもしれません。

しかし、競馬は楽しんでできています。

そんな私がオススメする方法をご紹介します。

毎月決めた金額だけ口座に入れ、それで競馬をする。

やはり、なんと言っても、競馬をする金額の上限を決めることです。

なぜ借金をするのかというと、自分のキャパシティを超えた金額で馬券を購入しようとするからです。

そうなると、やはり気持ちが焦ります。

馬券も大振りになります。

そうではなく、毎月決めた金額だけ口座に入れ、競馬をする。

これを守るようにしています。

1レースの購入金額も、1,200円以内に抑えています。

今のところは、ちょっとプラスになったりして、馬券成績も上がりました。

競馬の儲けは、1,000円で十分と思いながら、馬券を買う。

もう一つは、競馬での儲けは「1,000円で十分」と思えるようにするというものです。

本当は私だって、1日に10万円とか、いつか帯封とかもらいたいです。

しかし、それは身の丈に合っていないのです。

そういう器ではないのです。

そして、昔の私のように10万円くらいすぐ稼げると思ったら、逆に10万円くらい、すぐに溶かしてしまうのでしょう。

だから、やめました。

楽しく競馬をやりたいです。

儲けは1,000円で十分なのです。

競馬で借金はするな。働いて作った軍資金で勝負をしよう!

最後に、このブログの管理人である陽さんも好きな里中李生さんの本で「競馬で勝ち続ける法」というのがあるのですが、そこに書かれてあった言葉を紹介して、今回の記事を締めたいと思います。

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました。

借金したお金は軍資金とは言わない。負けたら大変なことになるお金は、軍資金とは違うのだ。悪いことは言わない。地道に働くことだ。

借金はないが、馬券を買うお金がない人も同じ。無人支払機から引き出した借金で、馬券を買っても勝てない。働いて作った軍資金で余裕を持って勝負してほしい。

借金馬券は、破滅寸前のあなたの人生を完全に破滅させる恐怖の馬券である。

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