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園田競馬の馬券攻略の基礎知識をわかりやすく解説【地方競馬ビギナー向け】

園田競馬馬券攻略アイキャッチ

近年では、手軽にインターネットで地方競馬の馬券を買える時代となってきました。

それによって、地方競馬の馬券を買って楽しむ方が増えたため、売り上げも上昇が続いています。

廃止寸前だった地方の競馬場も息を吹き返してきた格好です。

兵庫県の「園田競馬場」も、そのような競馬場の一つです。

園田競馬では「その金ナイター」という金曜日のみナイター開催を行うなどの、

園田競馬ファン獲得のための施策も積極的に行っています。

とはいえ、JRAが主催する中央競馬しかやったことない競馬ファンにとって、地方競馬は、やや敷居が高いと感じるかもしれません。

今回は、注目を集め、金曜日から「その金ナイター」を開幕する園田競馬の傾向と対策を解説していきます。

園田競馬の馬券攻略の前に、競馬場の特徴を知ろう!

まず、その園田競馬が開催される園田競馬場の特徴をご説明します。

園田競馬場は、右回りのダートコースで、1周1051mの日本最短の競馬場です。

直線の長さは213mと短く、向こう正面がやや右にカーブすることもコースの特徴です。

オールドファンに「園田競馬ってどんなところ?」という質問すると、

「アラブのメッカ」

という答えが必ず帰ってくるほど、かっては「アラブ」の馬が走っていた競馬場です。(残念ながら現在ではアラブ馬のレースは行われていません。)

中央競馬のファンの方にとっては、岩田康誠ジョッキーや小牧太ジョッキーが所属していた競馬場というほうが、馴染みがあるかもしれません。

コースの特徴としては小回りコースですが、高知競馬や佐賀競馬のようにインコースの砂圧だけ厚く、アウトコースの砂圧が浅いということはなく、中央競馬のように均一の砂圧でレースが行われています。

そのためインコースぴったりを回ることが難しく、インコースを空けないように走るには、馬のコーナーリング技術やジョッキーの手腕が試される難しいコースとされています。

距離の設定としては基本的には1400m戦がメインですが、820m・1230m・1700m・1870m・2400mとコース設定のバリエーションが豊富なことも特徴のひとつです。

園田競馬場820mダート

 

2020年の4月にはコース全面の砂の入れ替えを行い、これまでのやや黒に近い灰色の砂から、オーストラリア産の真っ白な砂に入れ替えられました。

これには理由があり、これまでの園田競馬の馬場は水はけが悪く、雨が降るとコースに水が浮きやすく上滑りするような危険がありました。

実際それが原因の落馬事故も発生してしまいました。そのため砂の入れ替えとなった模様です。

有利な戦法としては小回りコースなので、でやはり、全体的な傾向としては「逃げ」「先行」の成績が良いです。

ただし先行一辺倒ではなく、小回りコースでインコースで先行した馬たちのスピードが落ちるため、スピードに乗ってアウトコースから一気にくる「まくり」や、コーナーの出口で空いたインコースからの「差し」、また、ペースによっては直線での「追い込み」で決まるレースもあり、レースの決まり手として多彩で、面白い競馬場です。

園田競馬でのレース

園田競馬を引っ張る有力ジョッキーを知って馬券攻略!

園田競馬は基本的には週の平日、3日間開催で、月に12日開催と開催が多い競馬場です。

馬券攻略をする上でポイントとなるのがジョッキーです。

その、園田競馬におけるトップレベルの2019年リーディングジョッキーをご紹介していきます。

ポジション取りの達人・吉村智洋ジョッキー!

[st-rank rankno=”1″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング1位 吉村 智洋 騎手[/st-rank]

まずは吉村智洋ジョッキーです。

2019年は330勝、勝率は27.5%という素晴らしい数字を収め、リーディングジョッキーの成績を残しました。

1984年生まれの35歳のジョッキーです。

ベテラン勢が幅を利かせるジョッキー界の中で、この年齢でリーディングジョッキーというのは異彩を放つ存在といえるでしょう。

ジョッキーとしての特徴は身体能力が高く、豪快な騎乗フォームでグイグイ馬を動かせることが特徴です。

これによってバテてしまった馬でも、もうひと踏ん張りさせる技術に長けています。

得意パターンとしては、先行して好位から最後まで踏ん張らせる作戦です。

インタビューでも

園田競馬のコツは先行すること。

と、語るほどポジション取りの意識が高いです。

また馬を追う技術が高いため、他地区競馬場に遠征に行った際にも好成績を収めることも多いことが特徴です。

先行名人がもう一人・田中学ジョッキー!

[st-rank rankno=”2″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング2位 田中 学 騎手[/st-rank]

リーディング2位だったのは、田中学ジョッキーです。

2019年は254勝を挙げました。田中学ジョッキーの父は、田中道夫ジョッキー(現調教師)で、14年間もリーディングジョッキーとなった「園田の帝王」と呼ばれた名手でした。

田中学騎手は、1973年生まれのジョッキーで、落馬事故で大けがを負うこともありましたが、その都度カムバックを果たしたジョッキーです。

ジョッキーとしての特徴は、好位でしっかり折り合う技術の高さです。

インタビューでも

返し馬から丁寧に行いレースへ向けて馬を落ち着かせる、気合が足りないようであれば、強めに行うなどの工夫が、レースでの折り合いに結びついている。

と、語っています。

好位の番手に収まり、しっかり抜け出しを決める姿は、まさに先行名人と呼べる技術を持っています。

園田競馬といえば、この人!下原理ジョッキー!

[st-rank rankno=”3″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]リーディング3位 下原 理 騎手[/st-rank]

リーディング3位は、下原理ジョッキーです。

吉村智洋ジョッキーがリーディングジョッキーとなるまでの間は、下原理ジョッキーが園田競馬のリーディングジョッキーでした。

岩田康誠ジョッキーや小牧太ジョッキーが中央競馬への移籍後、園田競馬を引っ張ってきたジョッキーです。

2019年は238勝を収めています。1977年生まれのジョッキーです。

ジョッキーとしての特徴はコーナリングの上手さです。

下原理ジョッキーの代名詞といえば「イン差し」です。

好位集団の後ろに構え、4コーナーの出口で馬郡の割れ目に突っ込み、突き抜けるというレースパターンを得意としています。

園田競馬場はコーナーがきついためインコースが空きやすいという特徴を生かした作戦です。

下原理ジョッキーの長所は、その作戦を遂行できるだけのコーナリング技術の高さと空いた瞬間に飛び込める判断力です。

この辺りは中央に移籍した岩田康誠ジョッキーと共通のものを感じます。

過去のインタビューでは

所属厩舎で師匠の寺嶋先生は、レースの流れを考えずに、早めに仕掛けるようなバタバタする乗り方は嫌いで、そういう時には、もっと落ち着いて乗らないと、と注意されました。

と、語っており、現在でも早仕掛けはしないタイプのジョッキーです。

彼らも馬券攻略の一助に!園田競馬注目の若手有望株ジョッキーたち

先ほどは、リーディング上位のジョッキーを紹介しましたが、次に、今後活躍が期待される2人の若手有望株ジョッキーを紹介します。

まずは、石堂響ジョッキーです。1999年生まれの若手ジョッキーです。

2019年は40勝をあげました。

石堂響ジョッキーの長所は、とにかく積極果敢です。

もともとスタートセンスが良く、好スタートからハナを切る競馬が目立ちます。

これまで逃げたことのない馬でも、いきなり先行させることも厭わないジョッキーで先行して、そのまま残って高配当の使者となることも多いです。

まだまだ若手ジョッキーで後方になってしまったときの挽回策は、あまり期待できませんが、積極的に先行できるというだけでも十分ジョッキーとしての魅力を感じます。

今後の課題としては、後方からの競馬を駆使して、作戦の幅を広げられるかという部分になってきそうです。

もう一人は、松木大地ジョッキーです。

1995年生まれの若手ジョッキーで、2019年に高知競馬から園田競馬へ移籍しています。

短期免許で金沢競馬でも騎乗経験のあるジョッキーです。

高知競馬ではなかなか乗鞍にも恵まれず苦しい日々でしたが、園田競馬ではモチベーションの高いレースを見せています。

2019年は5月以降のレースにしか騎乗していませんが、54勝をマークしました。

まだまだ若手だけに騎乗の粗さはありますが、高知時代には見られなかった積極性が出てきています。

最後までしっかり馬を動かせるガッツがあるタイプのジョッキーなので、今後の活躍に期待しています。

園田競馬の馬券戦略3つのポイント

園田競馬の馬券攻略について考えていきます。

園田競馬の馬券を考える上で大切な3つのポイントをあげたいと思います。

[st-midasibox title=”ポイント” fontawesome=”fa-check-circle faa-ring animated” bordercolor=”#0f0666″ color=”” bgcolor=”#FFFDE7″ borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold”]

  • 外枠有利
  • 展開予想
  • 勝負気配

[/st-midasibox]

園田競馬は外枠有利

まずは「外枠有利」ですが、「園田競馬場は小回りコースなので内枠有利」と思われる方も多いと思いますが、実際にはそうではありません。

スタート後外枠の馬が好スタートを切った場合にはインに切れ込んでいきます。

そうすると内枠の馬は「強引に先手を主張する」か「引いて抑える」という2つの選択肢しかなくなります。

「強引に先手を主張する」場合はペースが上がって最後の踏ん張りが効かなくなるということも考えられます。

一方「引いて抑えた」場合はインコースは4コーナーの出口まで空くケースは考えにくく、アウトコースから進出される馬にかぶされて、どんどんポジションが悪くなるということも考えられます。

そのため、相対的に内枠が不利になりやすいです。

外枠の場合は内枠の馬が「強引に先手を主張」した場合は好位の外をキープするということもできますし、内枠の馬が引いた場合はハナを取り切ることもできるという有利な立場でレースを組み立てられます。

ただし開催日によってはインコースが、やたらと伸びる日やアウトコースからの大外強襲が決まる日などの極端な傾向になることもあります。

特に雨が降ると、一気に馬場傾向がかわることも多いので注意が必要です。(砂が入れ替えられる前までは雨が降ると逃げ馬がひたすら残る逃げ馬天国がたびたび出現していました。)

展開予想もポイント

次に「展開予想」ですが、園田競馬所属のジョッキーたちは、他の競馬場のジョッキーに比べて「自分の形」を持っているジョッキーが多いです。

つまり同じ作戦を取るジョッキーが多いので、園田競馬をある程度見ていれば予想外の展開になることが少ないです。

リーディングジョッキーの吉村智洋ジョッキーは、浜中俊ジョッキーとの対談の中で「園田競馬は他の競馬に比べてジョッキーの比重が大きい。ジョッキーの乗り方にも注目してほしい」とも語っています。

また園田競馬では、馬郡が密集してレースが行われるため、展開の有利不利が結果を大きく左右すると言えます。

厩舎×ジョッキーのコンビで勝負気配を読む

最後に「勝負気配」ですが、これは他地区の競馬場にも言えることですが、

「勝負の時は〇〇ジョッキーを乗せる」と決まっている厩舎があります。

そのため馬が仕上がってくると、若手ジョッキーから勝負ジョッキーに乗り替わることが多くあります。

園田競馬で、有名どころをいえば「飯田厩舎×吉村智洋ジョッキー」や「新子厩舎×下村理ジョッキー」などのコンビです。

これは昔気質の「ジョッキーは厩舎で育てる」という考え方が強く残っている競馬場だからこそともいえます。

園田競馬では乗り替わりも結構多い競馬場ですので、ここで、リーディング上位ジョッキーに手綱が変わったということだけでも、勝負気配アリと狙いが立ちやすいです。

またJRAからの転入馬も多く、転入馬に誰がが乗っているか?ということを考えるだけでも、この馬が期待されているのかどうかを測ることができます。

園田競馬の1400m戦と1230m戦を分析して馬券攻略!

ここでは、園田競馬施行回数が多い距離である1400mと1230mについて考えていきます。

園田競馬の1400m戦は、外枠が有利。

まずはもっとも多くのレースが行われる1400m戦です。

園田競馬場ダート1400m

スタート地点は4コーナー手前のポケットでスタート直後は直線をフルに使っての先行争いとなります。

向こう正面から動くジョッキーも多く、「まくり」も決まりやすいコースです。

このコースは1コーナーまでの距離が386mと長く、外枠の馬を余裕をもってポジション取りをできるので外枠有利です。

「ペースが上がって前つぶれ」や「先行した馬の押し切り」など、展開的にも多彩な決着となりやすく、メンバー次第では様々な顔を見せるコースでもあります。

それだけにジョッキーの考え方が良く出るコースだけに「展開予想」に重きを置くべきコースです。

園田競馬の1230m戦は、スタートダッシュが命。

1230m戦は、ちょうど直線半ばからのスタートとなり、1コーナーまでの距離が短いです。

そのため、先行した馬が有利です。

ただし、枠順にポイントがあります。

1コーナーまでの距離が短いため、外枠の馬は強引にでも先行するため、スタート直後にインに切れ込んできます。

内枠でスタートに失敗した場合は、外枠の馬に蓋をされるような格好になってしまい、ポジションが悪くなりがちです。

そのため、スタートダッシュが命です。

1400m戦で先手を取って気分よくレースをしていた馬が、1230m戦ではスタートダッシュを失敗し、先手を取れずに大敗するケースもよくあるので注意が必要です。

園田競馬の馬券攻略まとめ

園田競馬は、クラスが非常に細分化されており、馬の実力がほぼ変わらない馬たちのレースが多く、ゴール前は激戦になることが多いです。

そのため、展開や勝負気配などが勝負を分けることが多くなります。

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  • 逃げ・先行脚質が強い。
  • 外枠が有利。
  • 展開の有利・不利が顕著。
  • 厩舎×ジョッキーのコンビで勝負気配を見る。
  • スタートダッシュが命となるコースも。

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全体的に激しい競馬が多いため、ジョッキーたちのレベルも高く「日本一ガチンコな競馬場」だと個人的には感じています。

金曜日には「その金ナイター」が開催されるため、熱い勝負を見たいなら園田競馬をおススメします。

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